仕事中にかかってきた姉からの電話。

「おばあちゃんが危篤で危ない」



私は子供の時から本当におばあちゃんっ子だった。

おばあちゃんは優しくて、何でも言うこと聞いてくれて、母に怒られたときは慰めてくれるし、私の半端じゃないワガママを、文句を言いながらも聞き入れてくれた。

夫の乗っていた船が半年以上出港してしまうので、アメリカから生後8ヶ月の長女を連れて里帰りした時。

おばあちゃんにとっては初ひ孫である長女のことを、それはそれは可愛がってくれた。

長女をおんぶし、近所を散歩したり、習っていた「踊り」の練習に連れて行ったりしてくれた。


おばあちゃんにとって私は、決して「可愛い孫」だったわけではないはずだ。

思春期の頃は、おばあちゃんに対しても半端じゃなく反抗的な態度を何度も何度もくり返し取った。

長女が生まれた後だって、年と共にボケてきたおばあちゃんに対し、なんとも言えない苛立ちを覚え、強い口調で接した。

おばあちゃんが入院してからは、数えるほどしかお見舞いに行ってない。

これで「おばあちゃんっ子」だなんて笑っちゃうけど、でも子供の頃は、本当におばあちゃんにべったりの子だった。


今日、連絡を受けて病院にかけつけた。

とても小さくなったおばあちゃん。

声をかけても反応してくれない。酸素マスクをして、苦しそうに息をしていた。

見ているだけで辛かった・・・

手を握って、おばあちゃんに声をかける。

「おばあちゃん!!聞こえてたら手をギュッと握ってみて!」

私の声は届かなかったのか、届いていたけど力がなかったのか、私の手を握り返してはこなかった。

母と一緒にドクターの話を聞いた。

もしかしたら今夜にでも、ドクターの経験から考えても2~3日中には・・・・ という話だった。


今私は家にいる。

ずっとおばあちゃんのことを考えている。

寒い夜、おばあちゃんの布団に忍びこび、冷えた足と手をおばあちゃんのモモの間にはさんで寝たたくさんの夜。

泳ぎの練習がしたくて、夕方おばあちゃんに頼み込み、近所のプールに一緒に行ってもらった夏。

歯医者の予約のため、学校に迎えに来てくれたおばあちゃんを、教室の窓から確認し、手を振った日。

思春期で、自分勝手な私に対して怒るおばあちゃんを、ひどい言葉で罵る愚かな自分。

私の結婚披露パーティにちょこんと座って嬉しそうな顔をしているおばあちゃん。

8ヶ月の長女を連れて日本に里帰りした時、長女をおんぶするために、ゆかたの帯を取り出すおばあちゃん。



私はおばあちゃんのために何をしただろう・・・・?

おばあちゃんがボケだしてからは、邪険に扱ってばっかりいた。

ここでは書けないようなひどいことを言葉を浴びせたことは何回もある。

おばあちゃんにワガママを言い、心配と迷惑をかけてばかりだった気がする。


大正・昭和を生き抜き、そして平成を生きているおばあちゃん。

おばあちゃんの人生を、おばあちゃんは「幸せだった」と思ってくれてるだろうか・・・

私の声がどうか届いていますように・・・・







今日もまた同じ美容院行っちゃった♪

昨日本当は、ヘアダイもしたかったんだけど、時間がなかったし、長女も一緒だったから、とりあえずカットだけにしといたんだけど。。そんで今日のヘアダイの予約も済ましといたってわけさ。

だいたいいつも、カラーは担当の美容師さんにおまかせ♪の私。

今回のテーマは【ローライト】。初体験である。

所要時間約1時間半。

出来上がりは、これまた【いーんじゃなぁい?ニンマリ】であった。

あぁ。来月トロピカルの人となる私。

私の担当の美容師さんに絶大なる信頼を寄せてる私としては、むこう行ったらどーすればいいの?という不安でいっぱい。

彼女に【2ヶ月に1回ぐらい休暇を取って遊びに来てね。その時に、愛用のカミソリを忘れずに持ってくるように。】との無理なお願いをしておいた。

それとも、私がせめて3~4ヶ月に1回、こちらに戻ってくればいいのか。



そんな金どっから出るんだ???


出発まで残すところあと4週間。28日である。


着実に1日1日近づいている。そんなこと分かってる。


結婚して最初の9年はアメリカ生活だった。

そしてやっと念願の日本だと思ったら、九州だった。いくら日本でも知らない土地。土地勘もなく、知り合いもいない。(まぁ、それは最初だけで、最終的には職場での友人やご近所さんと楽しくできたけどね。)

そこで3年辛抱し、やっと、やっと辿り着けた地元への復帰!

家族(母&姉夫婦)や友達といつでも会えるという安心。

その夢のようだった生活も3年を過ぎ、もうすぐ終わりを迎えようとしている。

いまいち実感もわかないまま、残り1ヶ月を切ってしまった。

この調子であっという間に出発の日となってしまうことであろう。。。



今日は色々と忙しい1日で、まるで師走のようだった。

朝の8時半過ぎから夜の7時半ぐらいまで、色んな場所を行ったり来たり。

まさに「バッキンフォース」(わかる人にはわかるよね?)

朝一番に車の修理があったから、車を預けてからはどこ行くのも電車そして歩き。

よりによって雨でやがる。

寒さで顔も痛い程・・・・ 

カットソーの上にトレーナーを着込み、その上にダウンジャケット。手袋してマフラーして、上半身コロコロ状態。

ゲレンデかっ!(タカアンドトシ)

この着膨れ状態で家から駅へ。駅からこの店あの店へ。そのあとまた駅へ、家へ。。。と何回も何回も行ったり来たり。

そのイベントの中に組み込まれた「ヘアーカット」。

長女と私は、トレンチコートの襟を立て、冬将軍到来の山中へ一歩を踏み出したのであった・・・  


行きつけの美容院へ行く前に、したい髪形をネットでサーチしプリントアウトして行った準備周到の私。

今回のテーマは、ずぅずぅしくも、なんと!

Victoria Beckham。

アメリカのサッカーチームへの移籍問題で色々と騒がれているBeckham選手の奥様、元Spice GirlsのPoshである。

一歩間違えると、私のよく知っている、トリッキーで有名な職場の同僚と同じ髪型になってしまう懸念はあったが、彼女の場合は「藤原紀香」である。(そうよ、あなたのことよ!)

お気に入りの美容師さん。彼女は決してハサミを使わない。(いや、使うんだろうが、私には絶対ハサミを使わないのだ。)

彼女の凶器は「カミソリ」。

そのカミソリでとても器用にシャッシャッシャッと髪の毛を切っていく。

そして仕上がりは「いやん、これじゃぁVictoriaそのものじゃぁんっ♪」ってぐらいの上出来であった。(ぶっ飛ばされそう・・・)

長女の仕上がりは「アラ?ちょっと、あの子、Hilary Duffじゃなぁい?」って感じ。(いい加減にしろ?)

満足気の親子は、雨の中、さ○か屋内にあるG○Pへウィンドウショッピングへ。。。

長女とGA○内を物色していたら、一瞬目の隅に入ってきた姿見の鏡。

そしてその鏡には、つらい現実が映し出されていたのである。

鏡に映っていたのは、Victoria Beckhamなんかではなく、



奈美 悦子であった。。。。


あまりのショックに鏡を二度見しちゃったよ。

そして何度見しても、奈美悦子な私。

見れば見るほど、奈美悦子以外の何者でもない私。


前回髪を切った時は、職場の同僚の姉さんに

「あれ?菅原洋一?」と開口一番に言われたこの私。


絶対に口が裂けても「Victoria Bechkam」の髪型を真似たとは言えまい・・・・

なんてったって奈美悦子なんだから・・・・・





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注:奈美悦子ファンの皆様へ  

この文章は決して奈美悦子さんを誹謗中傷してる内容では
ありません。


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